2006年05月20日

青空


仕事に煮詰まり、ふと小さな窓に切り取られた大きな青い空の一部を眺めてみる。

普段まずそんな事はないのだが、何故だか仕事を続ける気持ちが全く消え失せてしまった。
一体、こんな気持ちの良い日に僕は何をしているんだろう。

結局、眺めの良いカフェでコーヒーと軽食をとり、天気を満喫した後カラオケに行く事に・・・

久しぶりにTHE BLUEHEARTSの「青空」を歌ってみる。

この曲自体は以前から好きだったが、歌っていて歌詞のある一節にさしかかった時、これまであまり感じた事のない感情に襲われた。

以前よく歌っていた頃の事を思い出したからなのか、この何年、何ヶ月の間に知らず知らず溜め込んできた何かが一気に弾けたからなのか、自分でもよくわからないが、気が付くと涙がこぼれそうになっていた。

正直で誠実であるがゆえに倒れていった仲間の戦士たち、誠実さのかけらもなく笑顔の奥で舌を出しているつわもの達、いい加減な奴等の尻拭いの毎日、それらが走馬灯のように頭をよぎる。

それでも、つかの間のふたつの青空に触れ、その後僕が仕事場に戻った事は言うまでもない。

その帰り道は空一面雨雲に覆われ、来た時とは正反対の土砂降りだった事を付け加えておこう。


※著作権の関係上、歌詞を引用、直リンク出来ないのが残念ですが、興味があれば下記リンクより検索してみて下さい。(無料です)

http://www.utamap.com/

posted by 黄金仙人 at 23:50| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | IT(あいてぃ〜)物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月26日

IT界タバコ事情

3/19にタバコの話題があったが、かなり以前はIT業界の生態を表現するものとして「徹夜」と「喫煙」はかかせないものだった。

世間ではタバコ離れの風潮があるが、IT業界も御多分に洩れず、タバコ人口は激減しているように感じられる。

確かにタバコは百害あって一利なしとも言えるが、健康面はさておき、少しだけ良い面もあるのである。

最近はもう分煙というのがあたりまえであり、屋内外の決められた僅かなスペースに様々な部署、プロジェクトの人間が押し込められて喫煙を行う事になる。

その副産物として、そこではそれぞれの立場や部署やプロジェクトを離れたポジションで会話や情報交換を行う事が出来るのだ。

また、タバコの吸い方一つを見ていてもその人の人となりが多少見えてくる。

それは通常の組織や現場ではなかなか成立しない事であり、組織の全体的な動向や裏情報を知るには欠かせない場所となる。

いわば現代版の井戸端会議のような文化なのかもしれない。

それだけ今の組織が縦割りに管理され、現場の人間は周囲に興味を抱くこともなく、ただ目の前のモノだけを見て働いているという事なのだろうか?

昔も今も忙しさに大差はないが、忙しいながらも昔の方が少しだけ遊び心や余裕があったように思えるのは私だけだろうか?

世の中が変わってしまったのか、自分自身や立場が変わってしまったのか、単なる懐古主義者の嘆きなのか、私にもわからない。
posted by 黄金仙人 at 22:43| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | IT(あいてぃ〜)物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月10日

IT業界の適正


IT業界で生きるための適正や条件とは何だろう?

【ひと昔の業界風評】・・・今はどうなのだろう?
・血液型ではB型が向いている?
(→マイペースでうたれ強い?)

・一般的には業務系システムであれば文系出身者?
(→文章力やコミュニケーション能力を期待しているのか?)


【一般的な世間の印象】・・・たぶん普遍的
・理系で、オタクかコンピュータに詳しくなければならない?
・難しそう

少なくとも【一般的な世間の印象】は、ほぼ不正解である。

確かに向き不向きは若干あるが日常生活をなんとか営める人間もしくは生物であれば、誰でも大丈夫であると私は思う。
その根拠の一つとして、私自身が文系人間であり、入社するまでゲームプレイ以外でコンピュータに触れた事はなかった。
更には、現にプロ意識が欠如していたり、仕事がちゃんと出来ない人、やる気のない人もたくさん現役として十分に幅を利かせている。

ただし、最低限やっていけると言う事であって、良い仕事が出来るとか、適職か否かというのは別次元の話となる。
これはどの世界、業界でも共通の実態だろう。

出来れば、生来の天才的プログラマーでなければ、相手から必要な情報を引き出すとか、相手に必要な情報を伝えるというコミュニケーション能力はあった方が良いと思われる。

何故なら、クライアントの意図や目的を聞き出し、それをドキュメントや会話を通して第三者に伝えて、最終的にはコンピュータが理解できる言葉(=言語)に置き換えると言う事がシステム作りの基本だからだ。

また、どんな世界においても才能も一つの重要な要素、適正ではあるが、純粋にはプロ意識と努力と情熱、これに勝るものはない。

ただし、世の中の矛盾というべきか、社内や社会の評価、名声、出世、これらはまた別物であるという事を付け加えておこう。

posted by 黄金仙人 at 01:44| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | IT(あいてぃ〜)物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月08日

ITなんて、クソっくらえ!

ITという訳のわからない曖昧な響き、実はそれが大嫌いだ。
IT(つまり一般的にはコンピュータ関連、嫌いだが以降もITとする)の言葉のマジックに踊り続ける業界なのだ。
IT自体もそうだが、ブロードバンドだのXX指向だの、新しいテクノロジーや手法や新しい用語が生み出され続ける。
確かにそのうちのいくつかは確かに真新しいテクノロジーであったり、新しい概念であったりするのだが、ほとんどは過去の概念を多少焼き直して名前を付けただけのマヤカシなのだ。
それをファッションの流行を追いかける女子中学生のように業界全体が追いかけ、淘汰され、ほとんどが廃れていく、この繰り返しだ。
とにかく、新しいテクノロジーの台頭に便乗するか、もしくは煮詰まった時代に新たな刺激を与える事を目的かのごとく、虚ろな幻や言葉を次々に作り出していくのだ。
使い捨ての大量消費が美徳であるかのように・・・

テクノロジー自体は確かに進化しているが、それを支える大半の人間にはほとんど進歩がないのだ。
だから、研究者は別として、実務を行っている現場の人間は肉体労働者なのだ。

どうみても間に合うはずのない納期や採算の採れない金額で仕事を取る営業、愚かで保身だけを考えているマネージャー(管理者)連中、それから先は悪夢のピラミッド構造が形成され、本当に優秀な育てるべき人材は結局潰されるか転職をしていく。
現場でテクノロジー云々が問題になることも確かにあるが、それ以上に人間臭いローテクな部分での問題が発生する事の方がはるかに多い。
まあ、このへんは追々詳しくクローズアップしていこう。
きっと業界人以外はよくわからないだろうから・・・

それから、ITという呼称が嫌いになったもうひとつのきっかけは、ITバブルの馬鹿馬鹿しさやIT事業に関連すれば何でもかんでもITと言われる、その風潮自体に嫌悪感を感じるからだ。
ITバブルなんて、幻以外の何物でもない。
だから、砕け散ってしまったのだろうが・・・
ただ、最近になって黄金仙人の勧めで株をかじって初めてわかったのだが株の売買する人の何%はその企業に実体があろうがなかろうが、単なる祭りだろうがとにかく株価が騰がればそれでいいのだ。
それはホリエモンの件でも株式分割やIPOでも同様なのだろう。
今となってはそれはそれでいいのだが、僕の中でITという言葉が嫌いになったきっかけのひとつはITバブルの虚しさだという事は否定できない。
もちろん企業の本質的な価値を見極めたうえで、投資を行っている人は少なくない、この事も付け加えておこう。

いろいろとITという響きや体質へのネガティブな想いを書いてきたが、決してこの業界が嫌いなわけではない。
むしろどちらかと言えば適職だと思うし、システムというモノづくりをしていると楽しさを感じる局面も多々ある。
そういう良い所も悪い所もすべてひっくるめてありのままのストーリーを徐々に綴って行きたいと思うのである。

何の脈絡もない文章になってしまったが、これが常々思い、今日も感じた事の一部だ。
推敲すべきだろうが、そのまま掲載するつもりだ。
posted by 黄金仙人 at 21:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | IT(あいてぃ〜)物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月01日

IT〜プロローグ〜

年寄りがブログのコンテンツを維持するのが難しいらしく、黄金仙人とのシガラミから、IT物語というとりとめもない物語を書くことにした。

念のためことわっておくが、ITは「イット」でも「インスタント・ティー」や「いつも徹夜」とかの略ではない。
あくまでも「あいてぃ〜=アイティー」なのだ。
IT企業の社長のホリエモンとか、ITバブルとかのITなのである。

名もなきIT技術者の涙と汗と幻想に満ちたエピソードや想いを気が向いたときに綴っていこうと思う。
これからIT業界を目指す人の入門書や参考書のようなものとなれば幸いである。

実在する人物や団体とは無関係である事は言うまでもない。
また、各エピソードに意味や脈絡があるか否かも保証の限りではない。

読者(がいたとすればだが)の責任のもとに、大らかな気持ちで受け止めていただく事を期待する。
posted by 黄金仙人 at 20:01| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | IT(あいてぃ〜)物語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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